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供花物についてあれこれ・・・

2014年1月28日 14:38

前回のブログでは、供花についてお話ししましたが、当社のある川崎あたりでは一時期、花環が多くでた時代がありました。当社ではかなりの本数の花環を保有しておりました。
花環
あの頃は1本1万円で消費税もない時代。造花ですので手直しは必要ですが、使い回ししますので、とても利益がありました。自社で花環専用の倉庫や車両も保有していました。数多い時は、夜店のお面のような飾りで足場を組み飾ったこともありました。しかし今では1本も出ません。

地域や宗派によっての違いもあります。
京都にいたときは、蓮花のお飾りが多くというよりは、必ずでていました。
あとは花環(造花)ではなく、樒を花環のような感じで飾ります。
自慢にもなりませんが、私は蓮や灯篭を組み立てるのがすごく早いのです。(以前のブログでもお話ししましたが、装飾の幕張りも早いです。)
東北地方の方がこちらでお供え物を選択されるときは、果物や缶詰をお供えされることが多いように感じます。
学会のお式では生花の代わりにお樒を飾ります。神道では榊を一対必ず入れます。

そして最近ですと、「供花物辞退」という当家もあります。(香典辞退もあります)
表記の仕方で「供花・香典辞退」というとお花を受け取ってもらえませんが、「香典辞退」だけならば、お花はお供えできます。
供花物辞退といっても一般の方から頂く分の辞退が大半です。供花物辞退と言っても、たいていは家族や親族の方からの供花をお供えされているケースが多いですので、親戚の方などは、直接ご家族に聞いてみても良いですよ。

 

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