実際の葬儀を担当している中原屋 原敏之が綴る、お葬式情報ブログ。
終活(しゅうかつ)のひとつとして…事前相談
2012年12月6日 18:44
今年の新語流行語大賞にもランクインした”終活”というフレーズ。
この言葉の意味が分からない、という方もずいぶん減ったのではないでしょうか。
最期の時を思い、自身の歩みを振り返り、自分自身で準備しておくこと。 ですが、
その中の一つとして、”生前相談”がございます。
最期のセレモニーとなる葬儀、そのものを知っておく、ということです。
事前に相談に来られる方が増えて来た。ということをお伝えしたかと思いますが、その中で頂戴する質問で多いのが、
(A)葬儀料金について、(B)葬儀の流れについて、です。 おおまかな内容をご紹介したいと思います。
まず、(A)葬儀料金、の内容としては、
① 葬儀諸経費(祭壇、式場料、火葬料、供車、バス、お返し物等)
② お布施(ご寺院にお支払いする)
③ 飲食代(通夜振舞い、初七日料理等)
④ 供花物(お供え物)
⑤ 仏壇仏具、墓石
⑥ 香典返し
といった項目がございます。 その全体をもって、葬儀費用としております。
http://www.nakaharaya.co.jp/pro1.html ←ご葬儀全般
http://www.nakaharaya.co.jp/after1.html ←ご葬儀後
次に、(B)葬儀の流れ(=心構え、最低限の知識)についてですが、当社では、オリジナルの“時間軸に沿ったパンフレット”をご準備しており、それを基にご説明いたしております。
パンフレットには、この時点では、こういうことを当社が行い、ご当家にはこの時にこういうことを行って頂きます、というような詳細が明記されています。
また、葬儀が終わってからの“回忌法要”についても、細かく記載しております。
タイムラインに沿った内容にしておりますので、「とても分かりやすく、大変助かった!」というお声を多数頂いております。
現在では、初七日を葬儀告別式に繰り上げて行うこと、もあります。 そして年末になりますと、“当日納骨”という選択をなさる方も増えて参ります。
ご家族の諸事情や時期にも左右される、本当に様々なケースがございますので、“綿密な打合せで全体を把握しておくこと”が、ご当家にとって、いかに重要であるかということを、ご感想を頂戴するたびに実感致しております。
“葬儀の流れ”を知っておくこと(=当社がきちんと事前にご説明すること)の大切さは、すなわち、“安心ご葬儀”の根元であると思います。 ほんの少しのことが、不安の種にならないよう、日々の細やかなお手伝いを徹底して参ります!