実際の葬儀を担当している中原屋 原敏之が綴る、お葬式情報ブログ。
「法要」「法事」の違いわかりますか? ①法要とは?
2016年9月14日 18:06
法要とは、以下の法要を行うことです。
中陰の初七日、二七日(ふたなのか、ふたなぬか、14日目)、三七日、四七日、五七日、六七日、七七日(満中陰)、百ヶ日、一周忌、三回忌(満2年)、七回忌、十三回忌、十七回忌、二十三回忌、二十五回忌、二十七回忌、三十三回忌、五十回忌と続きますが、途中は省略されることがあります。
一般の方は、通常三十三回忌で弔い上げとし、それ以降の年回忌法要は営みません。
33年も経つと施主側の方も高齢となり、それ以降は次の世代に引き継いていくのが難しいと思われます。(寺院の方の法要は、100回忌や500回忌、600回忌などと続きます。)
弔い上げをもって仏壇から戒名を記した塗位牌を片付け、「○○家先祖の霊」になります。
人は輪廻転生すると考えられ、上記の中陰期間の49日(次の生を得る間の期間)に、ご遺族様が法要をして故人を弔いご冥福を祈ります。
今では7日事に法要を行う方は少なくなり、初七日後は49日の満中陰の忌明け法要を行うことが多いです。
しかも葬儀当日の初七日法要を行うことが大半です。
法要はこの他に、故人様の命日(祥月命日)や月の命日(月忌)、お盆やお彼岸などもあります。
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