実際の葬儀を担当している中原屋 原敏之が綴る、お葬式情報ブログ。
枕花とは
2014年2月10日 15:18
故人様に通夜までの間、枕元にお飾りするアレンジ花のことを枕花と言います。
当社では、5000円(税抜)、10000(税抜)の二種類をご用意しています。
オリジナルで作れますので、故人様が女性か男性か、ご年配かお若い方かによって合わせて作成します。この頃は胡蝶蘭を枕花でお供えする方が増えました。
いたみがないようでしたら、通夜の当日も式場に移動して飾ったりもします。
又は、そのままご自宅に残して、後飾り(納骨まで自宅飾り用の壇)の横に飾る方もいらっしゃいます。
「供花」は通夜と葬儀の祭壇の横にお供えするアレンジ花であるのに対し、「枕花」は通夜を迎えるまで枕元にお供えする、さほど大きくないアレンジ花です。 (【参考】 ※供花は当社では15000円(税抜)と20000円(税抜)の二種類のご用意ができ、それぞれ菊ベースと洋花ベースがあります。)
枕花は、必ずというわけではありませんが故人様又はご家族と結構親しい関係にある方から贈られ、贈る方が当家へ直接持参されるケースが多いです。
一般的な関係のある方々からは、通夜、葬儀に飾る供花を贈られます。
枕花にお入れするお花の種類については、故人様が好きだったお花を入れると一つの供養にもなるような気がします。
棺に入れるお花ですと、今は洋花の供花を出される方が多いので花の種類も豊富です。
棺にお花を入れるというのは、全国共通のお弔いのやり方で、地域による違いは無いと思います。当社は川崎にありますが、川崎だからということで特別な決まりごとや特色などはありません。
地域によって違いがあるのは、お花よりも供物(果物等)です。たくさんお供えする地域もあるようです。
葬儀が終わった後、忌明けまでの間飾るお花は枕花とは言わず、当社では四十九日花という言い方をしております。
1週間に一度、ご自宅にお伺いしてメンテナンスをするようにし、納骨までの期間(35日間、49日間)行うサービスもご要望によりさせていただいております。
後飾りの横に飾る花は、花瓶に挿す切り花が良いと思います。
その際、好きだった花を花屋さんで買ってきて、お供えするということは、いつも心が供にあり、とても素敵なことだと思います。
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