実際の葬儀を担当している中原屋 原敏之が綴る、お葬式情報ブログ。
家族葬の流れ
2014年3月16日 00:43
ホームページで「中原屋のおもてなし」として、家族葬の見積もり例を上げさせて頂きましたら、通夜・告別式と、どのような流れになるのか、というお問い合わせを多数いただきました。
そこで見積もり例に沿って、家族葬の通夜・告別式の一日の流れをご紹介します。
例で使用する会場は川崎市幸区にあります「やすらぎホール」。時間等はあくまでも目安としてご覧ください。
<通夜前日または当日>
病院から安置場所までご遺体の搬送(寝台車でお迎え(10km以内))
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打ち合わせ
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安置場所から式場までご遺体の搬送
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必要に応じて訃報連絡
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遺影、白木位牌、供花物の注文、宗教家へのお礼、返礼品などの用意
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納棺の儀
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式場の設営
<通夜日>
16:00 ご遺族様 集合(喪主様:供花物の名札並べ確認)
17:00 受付お手伝いの方 集合(中原屋よりご説明します)
随時 ご親族様 集合
17:30 (~45分)ご寺院様到着予定
【ご要望に応じてご会葬者用の送迎バス出発 】
※家族葬では、基本的には一般の方はお越しにならないので、送迎バスを要望する方は少ないです。
17:45 ご遺族様、ご親族様式場内に着席(中原屋よりご案内します)
18:00 ご導師式場に入場 通夜開式
18:45 ご導師式場より退場 通夜閉式
19:00 親族様 通夜振る舞い(会食室にて食事)
20:30頃 帰宅(宿泊者は控室へ)
21:00 やすらぎホール完全閉館(スタッフも退出)
※自宅などで葬儀をご施行している時は一晩中お線香を絶やさずにされる方はおられましたが、当社のホールではお線香は9時以降は電気のお線香にしてもらいます。たいていの公共の式場でも一晩中お線香をあげられる場所は極端にすくないと思われます。あとは当社では渦巻き線香という何時間かもつお線香(蚊取り線香のような形)ものもございますが、基本的には当社からお勧めすることはありません。(一度つけたらつけっぱなしなので、大変危ないので) 私が昔、京都で先輩から冗談ですが「ずぼら線香っていうんだよ」と言われたことを思い出します。( ^ 0 ^ )
<葬儀日>
09:10 ご遺族様 集合・受付お手伝いの方集合(ご親族様 随時 集合)
09:30 (~45分)ご寺院様到着予定
【 ご要望に応じて09:30にご会葬者用の送迎バス出発 】
09:45 ご遺族様、ご親族様式場内に着席
10:00 ご導師式場に入場 葬儀開式
10:40 ご導師式場より退場
弔電のご代読 葬儀閉式
10:45 お別れの儀(お柩にお花を手向け頂きます)
10:55 ご遺族代表挨拶
11:00 ご出棺
11:30 火葬場へ到着(かわさき南部斎苑)
13:00 ご拾骨予定
ご拾骨後火葬場を出発
13:30 やすらぎホール到着 初七日法要
14:00 献杯、精進落しの食事
15:30 帰 宅
初七日法要を繰り上げで葬儀中に行う場合は、火葬場の控室で精進落とし(お食事)を行いますが、ホールに戻ってから初七日を行うときは、火葬場から戻ってホールにて初七日法要と精進落とし(お食事)を行います。
家族葬の場合は、基本的には一般の会葬者がいないもしくは、極端に少なく親戚同等のお付き合いということで、ご家族と一緒に式場に最後まで座って、ご家族と一緒に食事をして帰ります。
一般的な葬儀との相違は、この一般会葬者の扱いだと思います。一般的な葬儀で一般会葬者がお参りに来られる時は、式中にお焼香してそのままお帰りになる方が通夜時では多く、あくる日の葬儀ではお焼香して帰られる方もおりますが、ご出棺の挨拶までそのまま残られる方が多いです。