実際の葬儀を担当している中原屋 原敏之が綴る、お葬式情報ブログ。
火葬場と斎場
2014年7月15日 18:08
火葬場は火葬する施設ですが、今は葬儀もできる施設も併設していることが多く、火葬場を斎場と呼称しているところもあります。
斎場の、「斎」という字は、お斎(おとき)ということです。
つまりは、供養に伴う飲食ができる場所を斎場と呼ぶことがあります。
葬儀において供養の席をもうけることを含めて斎場です。
広辞苑でも「斎」と検索すると、寺で出す食事。また法要その他仏事の参会者に出す食事ともあります。
「斎」であり「斉」ではないのです。
以前述べたことがあると思いますが「奠」と「典」では意味あいが変わるのと似ています。
葬儀場を○○斎場という名付けている葬儀社も多いですね。
このことは、以前葬儀業界の天野大先生に何度もレクチャーされていますので、耳たこです。
火葬場は民営と公営のところがありますが、お客様の要望で民営でも公営でも火葬場は選択できます。
次回は川崎市の火葬場についてお話ししたいと思います。
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