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家族葬を滞りなく行うために (香典・供花・供物の辞退と、自宅への訪問の対応)

2014年12月10日 14:19

家族葬で親族や知人からお花が届くということがあります。
家族葬でお使いいただく小さな式場に飾りきれないほどのお花が届くということはあまりありませんが、どんなに多いお花でも飾りきってしまいます。飾れるものなのです。

もし供花や供物を辞退したいのであれば、例えば訃報での案内に「故人の意志により、香典及びご供花はご辞退させて頂きます」と添えればよいと思います。

香典も辞退したい場合には、受付横にその旨を表した立て札を立てればよいでしょう。(辞退したくても持参される方がいらっしゃるので、受付には人がいた方が良いです。その方に辞退の旨を会葬者にお伝えして頂きます。)

葬儀後に知った方が、自宅に来られ、「お焼香だけでも」と言われるケースもあります。
実際に自宅にまで来られる方々は、それ相当のお付き合いの方と思います。
ですので、来られる方々を全拒否的な感情ではなく、故人様とこのように親しくされておられた方なんだと認識するのも、故人様を偲ぶ供養の一つかと思います。
もしかしたら、喪主も知らない一面を伺うこともできるのでは。

「お返し、おもてなしが大変」ということはあるかと思いますが、葬儀ということは、その大切な方をお弔いする儀礼のことです。
「何でも簡単に」「楽に」というよりも、一つ一つ、すべてが故人様のことと思うことも大切です。

葬儀は、当たり前のことですが、故人様ご本人はできません。
残された方々が行う最後のお弔いの儀礼です。
その人間の尊厳にふれる葬儀ほど厳粛で、人としての心あることはないと、常に日頃から思っております。

当社では、実は大阪の葬儀社、八光殿の松村社長の大影響を受け「クレド(経営理念)」を作成しました。
8年前か9年何前か覚えてませんが、松村さんのクレドはとても素晴らしいもので感動しました。

クレドを使って常に社員と共感すれば、もっと葬儀力を高められると思い、すぐにとりかかったのを覚えてます。
そして、1年間コーチングを行い、心の叫びを引き出してもらいました。
クレドは常備するので、汗や水にぬれても良い、すべすべな素材で作りました。

その中で、当社では「葬送儀礼の意義」を表してます。
“古代より人々に受け継がれている葬送儀礼とは、お弔いを行う儀礼であり、御霊を鎮め祈り願うことである” と定しています!

次回も引き続き「家族葬」を滞りなく行うために気をつけたいことなどをお話しいたします。

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