秋のお彼岸

2023年9月18日 10:49

今年の秋のお彼岸は、９月２３日が秋分の日で、お中日になります。その日を真ん中として、前後３日間がお彼岸となります。９月２０日（水）が彼岸入りで、９月２６日（火）が彼岸明けとなります。

お盆では迎え火を焚いて、ご先祖様をお迎えしますが、お彼岸の期間には、お仏壇の清掃を行い、お墓参りに行き、ご先祖様のご供養を致します。各地方によって、しきたりや供養の仕方が違うと思われますので、菩提寺様またはお近くのご寺院様におたずねしてみても良いと思います。

三途の川を境に、あの世を彼岸（ヒガン）、この世を此岸（シガン）といいます。私は昔から、祖母に「暑さ寒さも彼岸まで」ということをよく聞かされました。夏の暑さも秋のお彼岸の時期になると不思議と涼しくなります。逆に冬の寒さも春のお彼岸を境に暖かくなってきます。

ですので、これからまだまだ残暑といってますが、私は昔ながらの言葉を信じ、暑いこの夏もこのお彼岸を境に涼しくなると思ってます。私の勝手な思いが、この世とあの世の場所の結界がお墓であり、時間の結界が昼と夜の長さが同じになる春分の日、秋分の日であるように思えます。（季節の移り変わり結界は節分のように）

日本人の信仰心の彼岸は、収穫の感謝の想いをご先祖様への感謝として、供養しいつまでも見守ってほしいという気持ちの表れのようにも感じます。

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