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実際の葬儀を担当している中原屋 原敏之が綴る、お葬式情報ブログ。

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喪主は誰がするの?

2023年10月16日 12:26

コロナ禍が過ぎ、お葬式もコロナ流行の前に戻りつつあります。お葬式に出ることが少なかったこの数年。お葬式を執り行う立場になるとわからないことがたくさん出てくることでしょう。

喪主は誰が務めればいい、というご質問をいただくことがあります。

喪主という言葉の他に施主という言葉も聞いたことがあるかもしれません。この違いは、喪主は葬儀全般を取り仕切る役割、施主は葬儀の費用を負担する方の事を言います。喪主と施主はどちらも兼ねている場合が多くあります。
通常はお連れ合い様(配偶者)が行うケースが多いようですが、いらっしゃらない場合やご高齢の場合は、お子様が行うこともあります。お嬢様が外に嫁いでいる場合でも、お嬢様しかいらっしゃらない場合は、苗字が変わっても行うこともあります。

また、長男長女に関わらず、今まで面倒を見ていらっしゃった方が次男次女の場合は、その方が喪主を務めることもあります。

故人のお連れ合い様(配偶者)がいらっしゃるのに、そのお子様が喪主になる場合、特に高齢で葬儀にも配偶者が来られない場合など、ご逝去されていると思われてしまうことがあるので注意が必要です。

喪主を誰が務めるべきなのかについては法的なルールはありません。まずは家族間で話し合うことが大切と思われます。実際に自分が喪主を務めると当たり前のように思っていたのに、兄弟姉妹間でスムーズにいかなかったこともあります。

社葬などの場合は、密葬で配偶者を喪主にして、本葬の時は、会社側から見てトップの方に喪主、会社的にお世話になっている方に葬儀委員長をお頼みするケースが多いです。そうすることにより、故人様から見てどちらの方もたてることが出来ます。

当社に事前相談に来社される方に、葬儀前に決めておくことの一覧の中に、「喪主は誰がするか」という項目があるくらいです。事前にある程度考えておいたほうがいいでしょう。

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