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戒名について-戒名を授かる時に気をつけたいこと

2018年6月25日 11:10

戒名を菩提寺と檀家という関係にある場合は、菩提寺の住職の考えが優先されるべきものと解釈します。
菩提寺があるという方は、菩提寺の住職から戒名は頂くという認識は必要であると思います。

菩提寺がいても地方で葬儀場まで来られない場合などで、

お経だけをあげてもらえる僧侶を葬儀から紹介してもらったとしても、

菩提寺より頂いた戒名で葬儀を行うことが絶対です。
または地方で納骨の際に戒名を授かり、葬儀は俗名(お名前)で行うということもあります。

ただ、菩提寺の住職の許可があれば、どのような形でも良いと思います。
最近では、位に関係なく3万円均一で戒名を付けてもらえるような

インターネットを使ったサービスが始まっているようですね。
しかし、戒名授与に関するトラブルは、思いもよらぬ形で生じてしまう場合があるかもしれません。
金銭を含め、事前に確認を怠らないことでほとんどのトラブルは回避できるかと思います。

トラブルが生じた場合には「一般社団法人 仏教情報センター」や

各宗派の本部(本山)に開設されている相談窓口に相談されるのも良いと思います。

菩提寺がない方は、どのような形で戒名を授与してもらっても特に問題はないと思いますが、

インターネットで依頼する場合は、違う宗派の僧侶が戒名をつけるビジネス僧侶もおりますので、

注意が必要と思われます。
ご自身の希望される宗派のお寺様にお問い合わせする(電話やインターネット等でも)ことを

お勧めします。

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