実際の葬儀を担当している中原屋 原敏之が綴る、お葬式情報ブログ。
帰省した際に確認しておきたい事 〜お墓について〜
2019年7月30日 16:10
もうすぐお盆休み。実家に帰省される方も多いことでしょう。
お墓参りをされる方も多いと思いますが、お墓の事はご両親任せで、
この先どうしたらと不安になることもありますね。
遠く離れたお墓の管理は難しい。頼める人もいない。
お墓の承継が出来なくなる可能性があります。
そのまま放置すると無縁墓となってしまうので、
ご先祖のお墓のことは知っておく必要があります。
お墓がどこにあるのかわかっていても、就職、転勤、結婚などで故郷を離れると、
お墓参りをする頻度が次第に減り、守っていくのが難しくなる事があります。
このような場合、住まいの近くの霊園や寺院等へ改葬(お墓の引っ越し)するということが、
検討の対象となり得ます。
改葬で新たにお墓を建てる場合等に備えて、家紋や戒名は正確に把握しておきましょう。
写真に撮って保存しておくと良いですね。
寺院墓所の場合、民間の霊園と異なり、正確な広さが不明である事も少なからずあるようで、
この場合メジャー等を持参し幅と奥行きだけでも測って、
メモなどに記録して把握しておくと良いと思います。
兄弟などが分骨している場合もあり得る話しではあると思います。
何人かで分骨しているかもしれません。
このあたりのことも確認しておくと良いでしょう。
埋火葬許可証の預け先、墓地使用許可証の保管場所については、
ご家族でわからない場合は、ご寺院の住職や霊園事務所に聞いてみてはいかがでしょうか。