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実際の葬儀を担当している中原屋 原敏之が綴る、お葬式情報ブログ。

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終活(葬儀をプロデュース)、家族葬について

2012年10月18日 07:58

流通ジャーナリストの金子哲雄氏がお亡くなりになったニュース、は記憶に新しいことと思います。 私も長年プロとして葬儀の仕事に携わっておりますが、金子氏ご自身が生前にご準備(=プロデュース)なさったというご葬儀には、尊敬の念を抱かずにはいられません。 図らずとも、多くの視聴者が“葬儀”というものに興味も持ち、また、自身の生死観を見つめるきっかけとなったこと。 最期の時まで、流通ジャーナリストのプロでいらっしゃったと思います。 心よりご冥福をお祈り申し上げます。

http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/pickup/20121010/1044446/?ttr_img

←「日経トレンディ」より金子氏関連記事

 

最近は、音楽葬、キャンドル葬、花祭壇、一日葬、家族葬など、ネーミングされ、演出感の漂う様々な葬儀の形が広がりつつあります。 それぞれの特徴やエピソード等を今後も紹介していきたいと思っておりますが、 中でも、「家族葬でお願いします」というご依頼をたくさんいただくようになっております。 ご近所の方々に気を配るのが大変。ご高齢のため会葬者や親族があまり来られない。といったご事情もあるようです。

先日当社にて施行させて頂きました家族葬は、ご家族5名様のみでした。司会も置かず、担当者がおそばにそっと控えさせていただくだけ、あとは、お寺様とご家族で進められた、本当に温かい”家族葬”でした。

しかし残念なことに、昨今のマスコミ、媒体では、「家族葬=格安で済む」といったPRばかりが目についてならないのです。

価格のみが先行し、本当に必要な提案がなされていないのでは? ということも多々あるようです。

例えば、 “家族葬”だったはずなのに、 後から自宅にお線香をあげに来られるとか、口伝えで大勢の知人友人が会葬に来られて大慌てだった、といった具合です。  このようなケースの場合は、家族葬後の訃報の出し方にも左右されるように思います。 ちなみに・・・

「尚 故人の遺志に沿い 近親者のみで家族葬で執り行いました 故人生前中に賜りました御厚誼に改めて心から厚く御礼を申し上げます 末筆失礼とは存じますが 欠礼させて頂きました事おくみとり下さいますようお願い申し上げます」

というような文末表現のひな形も数々ございます。

私共の考える“家族葬”とは、現在の状況や必要な事柄をよくよくお聞きして整理し、故人様、ご遺族様にあったご葬儀を提案し執り行うこと。

文字通り、“それぞれのご家族様の想いにそった葬儀”なのです!

http://www.nakaharaya.co.jp/before1.html ←「生前相談」

 

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