実際の葬儀を担当している中原屋 原敏之が綴る、お葬式情報ブログ。
通夜振る舞い
2013年1月17日 12:39
通夜の日に、ご弔問頂いた方々へ料理を振る舞う慣習がございます。
一般的に「通夜振る舞い」と呼ばれるものです。
一昔前は、煮物や天ぷら、お寿司というのが定番でしたが、最近では、おでんやサラダ系、洋風・和風のオードブルから中華料理、フルーツ盛り合わせ等もあります。
軽食ということでサンドウィッチもありますが、時間が経つと、どうしてもパサパサになってしまうので、あまりお勧めできません。
“葬儀後アンケート”にも料理についての項目があり、しっかりと評価が記載されますし、内容の良し悪し、盛付け、量、等々、毎回とても気を付けております。
集会所やご自宅での施行から、ホールでの施行が多くなってきたこともあり、ゆっくりと味わって食べていかれる方も多くなりました。
ご弔問の方々は、お腹いっぱいまで召し上がる方は少ないですが、親族様方は長時間の滞在となりますし、着席でしっかり召し上がられますので、その点においても、さらに創意工夫をし、ご満足いただける内容にすることが必要だと思います。
もちろん通夜振舞いの料理内容には、地方性もございます。 しかしながら、美味しく召し上がって頂きたいという気持ちは、どこも同じですよね! 仏事の料理という枠内に限らず、外出先の食事、レストランやお弁当、様々な“食”のシーンに興味を持って情報収集をつづけております。
ちなみに、注文する量の目安としては、“会葬者予想人数の3分の1くらい”をご提案しております。