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喪主と施主の違いについて

2013年9月30日 11:38

「喪主」は遺族の代表で、配偶者が行うことが多いです。
しかし例えば、配偶者がご年配で長男が代わりにという場合には「施主」ということで当社では案内しております。
祖父が無くなり祖母がご健在なのに長男を喪主にすると、祖母が亡くなっているように思われがちだからです。

喪主と施主の違いは、喪主はあくまでも遺族の代表様で、名前だけの名目上のことでもかまいません。施主は、対外的な面や、金銭面などの責任者ということです。

長男や長女の方が地域的、社会的に知られているようですと、喪主は名目上でも良いので配偶者にして、長男や長女が「施主」という形で葬儀を行っても良いです。

当社のケースでは、長男長女の年齢にもよるのですが、喪主は配偶者が行い、長男長女のお名前を(頭に「施主」など何もつけないで)喪主のお名前と並列に並べて礼状などに記載することもあります。
訃報用紙と礼状の発信者の欄にそれらが記されます。
その方がスッキリ綺麗な場合があります。

余談ですが、社葬や合同葬などにする場合は、遺族の代表が喪主を務め、会社を施主とする形を取ります。この場合、もちろん会社の頭には施主とは記載しませんが・・・。

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