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国内での旅行先、出張先で家族が亡くなったと連絡を受けたときには・・・(その2)

2015年5月27日 15:23

前回に引き続き、国内での旅行先や出張先で家族が亡くなったと連絡を受けた場合の搬送についてお話しします。
頭の片隅にでものこしておいていただければ、いざという時にあわてずにすみますね。

遠方でご家族が亡くなった場合、前回もお話ししたように、寝台車の配車ができればお迎えに行く事も可能です。
(運行管理者の有資格者もおりますので、寝台車や霊柩車の車輛数も多く、ある程度配車には余裕があります)

逆に川崎から地方に戻って葬儀をされたい場合には、その到着地で葬儀社に受入れして頂いた方が良いです。
処置やお線香などの葬具類の準備や、お寝かせする場所の確認や布団等の準備も到着前にしていた方が良いですので。

地方から川崎に搬送された時も同じで、当社の方でお迎え入れの準備を整えます。
「今、出発しました」、「今○○高速のインターを降りました」「あとおおよそ○○分くらいで到着します」など連絡はまめに取り合います。

長距離搬送の場合は、運転手二名が交代で運転することが必要になります。途中で何回かインターで休憩をしながら搬送します。法定速度内はもちろんですが、故人様をお乗せしてますのでゆっくり運行しますので、通常かかる時間以上はかかってしまうと思って下さい。

長距離の場合、車の振動などで体液や血液などが噴き出すことも考えられますので、ある程度処置をしてから搬送した方がが安心です。
場合によっては納棺してから搬送した方が安心な時もあります。納棺することにより、振動によって揺さぶられることも軽減し、ドライアイスも効きやすくなります。とは言っても、あくまでもご遺族様のご意向に添う形にします。

自家用車と並走して搬送することもできますが、距離が長いと離れてしまうことがありますので、ある程度の地点での待ち合わせを考えながら、又は、連絡を取り合えるようにして並走します。あくまでも交通規則通りに安全運転でということです。

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国内での旅行先、出張先で家族が亡くなったと連絡を受けたときには・・・(その1)

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