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「数珠(念珠)」とは (構成と珠の素材)

2015年9月30日 14:47

「数珠」と「念珠」は言い方が違うだけで同じものです。
そもそも数珠は念仏を唱える回数を数える仏具です。

その珠の数は108個(108ッの煩悩ですね)が基本ですが、長くて持ちにくい為、 54個、27個、18個と作られています。
両手にかければ人間の持つ煩悩や欲望などを手に封じ込めるとされています。

数珠は地珠、点珠、親珠などの珠によって構成され、
地珠の場合、半分は菩提業を行うことによる徳を、
親珠は阿弥陀如来の徳を意味し、
数を数える時は地珠の数だけを数えます。

今は腕輪の数珠もあり、魔除けやお守り的な感覚で身に着けている方も多いですね。

素材も木の実(菩提樹など)、天然石(水晶、翡翠、虎眼など)、香木(沈香、伽羅、白檀など)、紫檀、黒檀、琥珀、象牙、珊瑚などたくさんあります。

私もいろいろな種類の腕輪数珠を変えてきましたが、今は白檀の12ミリ珠に落ち着き5年も身に着けています。
色が黒光りして、すごく味があります。それはまるで寺院の磨きこまれた廊下のようです。
香木ですので、夏でも腕が汗臭くならず、軽いですし気に入ってます。V(^ー^)

しかしゴムは年月が経過すると劣化して伸びて柔らかくなりますので、定期的に変える必要があります。

今まで私が身に着けている腕輪の数珠はいくつか切れ落ちることがありました。
それは「厄落とし」ということで、また拾って修理せず、「ありがとうございます」と念じて処分してきました。

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