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葬儀日程が延びる場合(気をつけることと、葬儀前の弔問について)

2016年2月10日 10:23

亡くなってから葬儀日まで日数がある場合には、ご遺体の状況には気を付けないといけません。

ドライアイスも大量にお手当すれば良いというのではなく、ドライアイスで赤くなったり、黒ずんだりしますので、何日かはドライを外すということもしております。

また、ご自宅でご安置される時は、あまり部屋を暖めないほうが良いです。
夏場は扇風機やクーラーの風はあてないように気をつけます。
まして床暖房や電気カーペットなどはもっての他です。布団に熱が伝わりぬけませんので。

そして葬儀日まで日数があったとしても葬儀の前日があくまでもお通夜となります。
(仮通夜はご遺族様だけでお籠りという形で行い、お寺様が枕経にこられるくらいです。)
そして葬儀日に火葬場へ行きます。

葬儀日まで日数があると、通夜日や葬儀日より前にもお参りにいらっしゃる友人知人の方などがいらっしゃいます。

当社でお預かりした場合は、どういう方がお参りに来られたか分かるように芳名録を用意し、ご遺族様にお伝えするようにしています。
どなたがご弔問に来られたか分からないと、後日ご弔問にこられた方にご遺族様が御礼を言えませんので。

生花は枕花という形で訃報の連絡を受けましたらなるべく早めにお届けに行かれた方が良いと思います。

香奠は、通夜日か葬儀日に持参されるようにしたら良いでしょう。
通夜日、葬儀日に伺えない場合は、直接喪主に渡しても良いと思います。

通夜日・葬儀日より前の日に弔問する場合の服装は、男性、女性も略礼服が良いと思います。
急遽会社や出先から駆け付けた場合は用意がないので平服で良いですが、黒いネクタイと黒い靴下にした方が良いです。
子供は制服か地味な服を選んだ方が良いです。

当家は葬儀の準備などでお忙しいと思いますので、弔問は出来るだけ短くすませるようにします。
また改めて通夜に伺いますということで、お悔やみを述べ、お線香を上げたら帰られた方が良いのではないでしょうか。

今では亡くなられた方の状況など様々ですので、お線香をあげても当家より勧められない限りご対面は避けた方が良いです。
納棺などをして、綺麗に整えられてからのご対面やお別れ(あくまでも当家からの了解で)以外は、ご遺族様だけの聖域のように感じます。
逆にご対面を勧められても、弔問者が辛い場合は、ご遠慮されても良いのではと思います。

もしご対面される際は、合掌をしてお別れし、一礼して静かにゆっくり下がります。

ご供物を持参された場合は、お線香をお上げしてそっと置かれてはいかがでしょうか。

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