株式会社中原屋葬祭センター

毎日がお葬式

実際の葬儀を担当している中原屋 原敏之が綴る、お葬式情報ブログ。

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自殺も事故死も病死も辛さは同じ。変わらないご奉仕を心がけています。

2016年4月14日 10:56

そもそも自殺の場合は、訃報案内に死亡要因を自殺と記載する方はおりません。
よって周りの方(参列者)は、死因が自殺であっても病死や事故死の場合と同じように香奠、弔電を出されて良いと思います。

内々で葬儀を行う際は、知らせることがないので、香奠、弔電は渡しようがないと思います。

けれども家族葬で、ごく親しい方へお知らせする場合には、香奠を持参された方が良いと思います。

人づてで自殺であるということが分かっていた場合、葬儀でご遺族に何と言葉をかけようかと迷うかもしれませんが、構えて接するようなことは避けた方が良いと思います。
病死や事故死の場合もそうですが、「励ます」というのはとても難しく、避けた方が無難なような気がします。
「頑張って」とか「気を落とさないように」と言われるより、そっとしてほしいような気がします。

このあたりの気持ちの添い方は、こうしないといけない、このようにするというルールなどないと思います。
自殺などの場合は、対面をさせたくない意向の方もおられますので、ご遺族の意向に添いながらの方が良いです。

自殺の場合は警察が間に入り、死体検案書を発行します。こちらを役所に提出して、埋火葬許可書を頂きます。

中学生の自殺や介護疲れからの自殺など、自殺にも様々なケースがあります。
当然、自殺された方の葬儀を行います。突然のことで、ご遺族様のお気持ちは表現できるようなことではありません。

そのような状態で、葬儀の打合せを進めて参ります。
より分かりやすくご説明しても頭に入らないことが多いので、何度も何度も繰り返し、お話しをさせて頂きます。

様々なケースの経験をした当社のスタッフが、的確にアドバイスしていきます。
相手のお気持ちを第一に考えながら一言一言お話ししていきます。
おそらくご遺族様は、何が分からないのかが分からないのでありますから、こういうことが分からないだろう、こういうことが聞きたいであろうことを先読みして、お話するようにしています。

自殺の方も病死や事故死の方も当然同じ辛さですので、変わらないご奉仕を心掛けています。

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