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葬儀・法要の際の不祝儀袋について(表書きと金額の目安)

2016年7月21日 00:19

不祝儀袋は葬儀後も法要で使います。

まずは、初七日法要がありますが、今は葬儀当日に初七日法要まで済ます方が多いです。
親戚の中には、葬儀の香奠の他に、初七日法要代として持参される方もおります。
葬式まんじゅうなどを出す地域があるのは、その名残があるところでしょう。

葬儀後の法要は、49日法要(満中陰)(35日法要の方もおります)、百箇日、一周忌(満2年)、三回忌、七回忌、十三回忌、十七回忌、二十三回忌、二十七回忌、三十三回忌と回忌法要が続き、五十回忌で弔い上げとされます。

しかし最近は三十三回忌で弔い上げ、過去帳に記載されることが増えました。
五十回忌までですと、一世代超えてしまうことが多く、出来ない家がでてきたからではないかと思います。 高齢化時代の余波なのでしょう。

表書きは、葬儀では「御霊前」とし、49日後(法事)は、「御佛前」とします。
宗派によっては、通夜、葬儀の時に持参する香奠に「御霊前」ではなく、「御佛前」と明記することもあります。

キリスト教の場合は、「御花料」、神道の場合は「御玉串料」とされますが、宗派問わず「御霊前」で共通で出す方もおります。

連名の場合は、右上が目上の方になるよう記載します。

関西では薄墨で書かれる方もおりますが、黒墨でも不自然ではありません。
既に黒墨で書いている不祝儀袋が販売されています。(薄墨もありますが)

49日までは、薄墨でそれ以降は黒墨でと言われることもありますが、そこまでされている方は現場では少ないです。実際は黒墨で書かれています。
筆ペンで書く場合にも、丁寧にゆっくりと書かれた方が良いと思います。

不祝儀袋の水引は、黄白の地域もありますが、こちら川崎では黒白、銀白の結び切りです。

包む金額は、あくまでもこの地域(川崎)のことですが、葬儀では親族では3万~5万が多く、1万の香奠に供花物を出される方もおります。

一般の方は5千円~1万が多いです。
お付き合いによりますが、地域の方(町会)は、3千円~5千円、会社関係は1万円が多いです。

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