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毎日がお葬式

実際の葬儀を担当している中原屋 原敏之が綴る、お葬式情報ブログ。

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東京のお盆は7月??

2017年8月31日 12:10

今年も盆踊りがあちらこちらで開催されましたが、
その時期に違和感をおぼえた方はいらっしゃらないでしょうか。

世間一般の会社や病院のお盆休みは8月15日前後。
ところが東京では7月15日前後に盆踊りをするところがあります。
お盆じゃないのに盆踊り?

実は東京は7月13~16日で盆の行事を行うことが多いです。
横浜や川崎、沖縄も7月に行う方が多いです。

明治に改暦がありました。
7月13日~16日は旧暦のお盆で、
8月13日~16日は新暦のお盆です。

改暦後は、盆行事を8月に行う地域がほとんどではないでしょうか。
お盆の帰省ラッシュがあることからも分かります。
そのまま7月の旧暦のお盆を行っている地域もあります。
7月、8月と違うからといって、ご先祖様を供養する内容は同じです。

特に川崎では7月に行いますが、8月お盆の時もお祭り(盆踊りなど)を行っております。
お墓参りは7月に行いますが、お祭りは8月に行うというのも不思議ではありません。
ご先祖様に対しては毎日がご供養であり、私達の生の源なのですから。

7月も8月も13日迎え火焚いて16日送り火を焚きます。
当然その家々によっての文化や慣習もありますので、朝行う方や夕方行う方様々だと思います。

精霊棚を作り、仏壇よりお位牌を綺麗にして並べます。仏壇の中ももちろん綺麗にします。
きゅうりに箸を差し、お馬さんにみたて、ナスに箸を差し、お牛さんにみたてます。
お迎えはお馬さんで早くお会いでき、送りはゆっくりと
お牛さんにのり帰られるということもあります。

ご先祖様を敬う気持ちの表れですね。

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