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合掌のときの手の合わせ方は?

2018年2月26日 15:39

日本仏教界では合同の慰霊法要があります。

その際各宗派ご僧侶の合掌を拝見すると、
一番オーソドックスなのは「堅実心合掌」「蓮華合掌」の二種類です。

①「堅実心合掌」とは、ピタッと手のひらを合わせる合掌です。

②「蓮華合掌」は、手を合わせた時に蓮華の蕾のような形になるように、
手のひらと手のひらの間に隙間ができるように合わせた合掌です。

その他にも、

両手の指を少し開き、交互に組む合掌「金剛合掌」もありますが、

こちらはごく少数です。

真言宗では、「中道」という考えがあり、
その形で合わせると指が一直線になります。

私も真言宗なのでお寺様から聞かされたことがあります。

「何でもほどほど、真ん中、中間」という意味合いです。

合掌の意味は根本的に「敬意」「感謝」をあらわす形で、
合わせ方による大きな意味の違いがございませんが、

一般の葬儀などの際は、どのようなケースでも問題がない合掌の合わせ方

①「堅実心合掌」をお勧めします。

現在の日本仏教の供養の場において、日本の美意識にもあった形かと思います。

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