実際の葬儀を担当している中原屋 原敏之が綴る、お葬式情報ブログ。
「お別れの会」について (その1)
2015年7月8日 13:46
近年、著名人が亡くなった際、通夜・告別式は密葬として「お別れの会」を後日に開く予定ですという報道をよく耳にするようになりました。
この「お別れ会」、著名人に限ったことではありません。一般の方でも行っております。
近年増えてきているという感覚はありませんが、宗教色を出さないお別れ会という形で行う方は、もちろんおられます。
お別れ会では、献花を行い、遺影写真は作られます。
お別れ会でも献花ではなく、お焼香でお願いしたいというお客様もおられます。(決まり事がないのでそれも良いところです。)
祭壇は生花祭壇やイメージ祭壇で、故人様が好きだった音楽などを流したりします。
特にご希望がない場合は、当社で洋風のあたりさわりのない音楽を式場内に流します。
お別れの会は、ご遺族の方が開く場合の他、職場でお世話になった方々で行う場合、友人が集まって行う場合などがあります。ご遺族ではない方々で行う場合には、ご遺族様にご承諾をしっかりとることが大事です。
お別れ会の会場は、葬儀式場を借りる場合や、ホテルで行う場合、職場の事務所で行場合、レストランのような会場を貸し切る場合(この場合はお骨は安置せず、写真のみ)などいろいろなやり方があります。故人様をお偲びする形は、様々です。
ホテルでのお別れ会は、ホテル側にスペースだけを貸していただき我々葬儀社が設営していましたが、今ではホテル側で用意されたお別れ会のプランで行う場合もあります。その際は、葬儀社は介入できません。 料理がでますが、すべてホテルで用意されます。
次回も引き続き「お別れの会」についてお話しします。
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