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お仏壇の大掃除③ (汚れの落とし方と気をつけたいこと)

2016年12月29日 01:37

仏壇や仏具をお掃除する際には、ご自宅に綿手袋があれば、それをはめてお掃除を行った方が良いです。
蝶番や金物仏具を素手で触れると、塩分によりサビなどの原因にも繋がります。
手袋がない場合は、塩分が残らないようによく拭き取りましょう。

木や漆の部分の汚れや金メッキ部分の汚れは、乾拭きします。
乾拭きでとれない場合には、水を含ませた柔らかい布をかたく絞り優しく拭きます。
それでも落ちない汚れは、食器洗い用洗剤(中性洗剤)を水で薄め布に含ませて拭いて下さい。その後、水分が残らないように乾拭きしてください。

金箔の部分の汚れは、洗剤等を使用せず柔らかい布で拭くか、柔らかい刷毛でホコリを払う程度にします。
強く拭きますと、箔落ちの原因になりますのでお避け下さい。

ご本尊、お位牌、仏具はすべて優しく扱います。
ゴシゴシこすらないように気を付けてお手入れを行います。

真鍮の仏具の黒ずみは、市販の金属磨きクリームなどで拭き取ります。(緑青はおちません)
但し、塗装を施したものに使用しますと、塗装をはがしてしまうことになりますので、絶対に使用しないでください。
詳しくは、お買い上げの販売店にお伺い下さい。

経机敷、打敷、鈴ふとんは、刷毛などでホコリを払います。
汚れが気になる場合は、買い替えをお勧め致します。

火立で溜まったローソクは、竹串や固いヘラなどで取り除きます。
スス汚れは布で拭きとります。

お位牌を扱う場合は、台座と札板の背に手を添えて、両手で扱いましょう。
屋根付きのお位牌の場合は、屋根にも手を添えて下さい。
ホコリは刷毛や毛ばたきではらいます。

 

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