実際の葬儀を担当している中原屋 原敏之が綴る、お葬式情報ブログ。
白の喪服
2017年2月8日 18:17
ドラマや有名人の葬儀で白の喪服を着た女性を見たことがある人もいると思います。
白の喪服が着用されたのは戦前であったと記憶しています。
戦後の葬儀で、汚れが目立たないということが大きいと思います。
白の喪服は女性に限らず、男女問わず白であったと思います。
今でも白は葬儀では基調とされ、白木や白装束、白い霊柩車、式場室内幕など葬儀では多く取り入れられています。
所以はいろいろあると思いますが、白は葬儀では基調とされていましたし、正装であったと思います。
明治以降、喪服は黒になっていきました。皇族の方々に合わされていたのではないでしょうか。
ここ川崎では、今は白の喪服を着る習慣はありません。聞いたこともないし、みたこともありません。
地方ではもしかしたらどこかであるのかもしれませんが、私の知っている限りではないと思います。
その方の信念や信仰にもよると思いますが、個人的な考えですと、今は白の喪服を着るのはやめた方が良いような気がします。