実際の葬儀を担当している中原屋 原敏之が綴る、お葬式情報ブログ。
会葬御礼と香典返し（当日返し）は違うのでしょうか
2021年6月4日 13:42
ご葬儀の当日にお渡ししている、会葬御礼と香典返し（当日にお返しする）の
区分けがよくわからないというご質問をいただきました。
「会葬御礼」とは、ご会葬、ご弔問に来て頂いたことに対する御礼。葬儀やお通夜の返礼品に違いは有りませんが、その名の通り、葬儀に来て頂いた人全員（香典の有無に関係なく）に配る品物です。
一方、香典を頂いた方に対する御礼として、香典返しをお渡しします。
「香典返し」は香典を頂いた方に、49日が明けてからお渡しするのが本来の習わしです。
でも、最近では通夜や葬儀の当日返し（その日その時にお返ししてしまう）でお渡しする事も有ります。「会葬御礼」と「香典返し」は、別々にお渡しすると良いでしょう。
「会葬御礼」は葬儀に参列頂いた事へのお礼なので、価格としては500円から1000円前後の商品が一般的です。会葬礼状と清めの塩も付けて渡します。（家族葬で行うので礼状を入れない方もおります）
香典返しは頂いた香典の半分(半返し)か、３分の１返しが良いでしょう。
最近では当日返しとしてあらかじめ一番多い香典金額を決めて、例えば5000円と考えて、その半分約2500円位を通夜当日にお返しする葬家も多いようです。
また、来られる方皆様身内なので、一切行わないという当家もいらっしゃいます。
現在、コロナの影響で通夜振舞いが出来ません。そこで当社はマスクケースに入ったグルメチョイスを葬家に了解を頂き配っています。
こちらの商品はご供養の席（通夜振る舞いや精進料理等）の代わりですので、返礼品とは別にお渡ししてます。すべてグルメ商品のみを記載している選べるギフトです。金額が低額なのでご利用される当家の方はとても多いです。
