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喪主の役割について (葬儀に関する事の決定と喪主挨拶)

2013年10月2日 15:58

「喪主」は、基本的には代表様ですので、葬儀社の決定から葬儀に関わるあらゆる事の決定、判断をします。

葬儀社は、やはり知っている会社の方が安心だと思います。

親族、本家などへの連絡は、もちろん喪主の方がされた方が良いと思います。菩提寺があればそちらの方にも喪主から連絡します。

葬儀後の問合せについては、当社では喪主の了解がないと、お伝えしません。
例えば、請求額の問合せや、様々な再発行に関してもです。

また「喪主」は、葬儀の時に遺族を代表して挨拶も行っていただきます。
当社では喪主挨拶例文をご用意していますので、どうぞご活用ください。出棺用挨拶や精進落し挨拶の文例もあります。

余談ですが、当社の出棺時の挨拶文は私が作成したのですが、仏教、キリスト教、神道などすべてに使える挨拶文なのです。
(会葬礼状は、すべての宗教の文例で対応いたします。)

さらに余談ですが、私が京都の葬儀社で修業をしていたときには、葬儀社の司会が喪主代行で出棺の挨拶をしていました。九分九厘以上は喪主が挨拶することはありませんでした。
そのおかげで、川崎にもどりまして出棺時の挨拶の司会をしている際、喪主が急につまってしまい挨拶ができない場合などには、得意の喪主代行挨拶を何度もさせていただきました。
そうすると「初めから、やってもらえばよかった」と言われますが、それは違います。私の決まった言葉よりも、喪主の一言の言葉の方が重みや、伝わる感じが違うと思います。

喪主挨拶は、通夜のお斎の前の挨拶、出棺時の最後の挨拶、火葬場で精進落しをする場合には、その時の挨拶があります。

ちなみに家族葬の場合は、気心が知れていますので、省略されることが多いです。

あまり会わない親戚が参列された場合は、放送設備は使用しないで、口頭でほんの少し儀礼的な挨拶をされることもあります。

挨拶のポイントは、昨日と本日の葬儀にご会葬頂いたこと、丁重なるご高配を預かったことへの御礼です。

皆様のおかげで、葬儀が滞りなく済んだことに御礼します。
そして、友人、会社、町会などに対し、生前中に賜ったご指導ご鞭撻に御礼し、残された遺族に対する変わりなきご指導ご鞭撻のお願いをします。
最後に本日の御礼をします。

このような構成を基本にして、あとは皆様にお伝えしたことを挨拶に取り入れれば良いと思います。
あまり長い挨拶は避けた方が無難だと思います。

中原屋サイトの遺族代表挨拶文例はこちら → 文例

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