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”白木の位牌”(仮位牌)と”塗りの位牌”(本位牌)について

2013年11月6日 14:43

位牌とは何か、どういう意味をもつものか、ご存知ですか?

位牌とは、仏教の葬儀で霊を祀るために使われる木製のふだで、死者の霊が宿るものとされます。

白木の位牌は通常、僧侶にお経をあげて頂く時に必要で、葬儀社が用意します。(当社では、札の大きさが30センチのものを用意しています。)

通常は、表に戒名や法号・法名・死亡年月日が書かれ、裏面に俗名や年齢などが書かれます。

位牌書き方1

お寺にお経はお願いしたけれども戒名は頂かなかったという方は、俗名でお作りになる方もいらっしゃいます。例えば、火葬場の炉前でのお経だけという方も最近は増えましたので、そのような場合は俗名でつくります。

以前にもお話ししましたが、四十九日法要までは”白木の位牌”(仮位牌)を用い、四十九日を過ぎたら”塗りの位牌”(本位牌)にします。

白木の位牌は、塗りの位牌に変えるまでの間、四十九日(三十五日)までの間に用いるので、「仮位牌」と呼びます。

川崎では、ご位牌を持つ方は喪主です。そして別の方が、遺影写真と、火葬場からの帰りには骨瓶を持ちます。

この仮位牌は、葬儀後の仮祭壇に、お骨と遺影写真と共に安置します。

そして四十九日法要の際に、お寺に納めます。(当社でも「お焚き上げ」を行っております。)

それと同時に、塗り位牌への魂入れもします。

本位牌は、仏壇店で購入できます。(当社でも販売しております。)

次回は、本位牌の種類と選び方についてお話ししたいと思います。

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