実際の葬儀を担当している中原屋 原敏之が綴る、お葬式情報ブログ。
家族葬、一日葬、現代の葬儀の形…
2012年9月27日 08:35
当社のある神奈川県川崎市のお葬式は、“通夜と葬儀は同じ会場で行う”が今までの通常の形式でした。
通夜と葬儀を別の場所で行うケースとしても、ご自宅で家族だけの時間を過ごし→翌日には式場へ移動し葬儀を行う、というものです。
そのような折、通夜と葬儀を完全に別々の場所で行いたいというご相談をお受けしました。
詳しくお話を伺ってみると…
それは、ご近所の方が高齢になられており、たとえ送迎バスを用意したとしても乗って来て頂くことは難しい。それならば、生前親しくして頂いたご近所の方のために、自宅で通夜を。しかし、自宅に会社の方々をお迎えするのは気が重い…。 ⇒ 葬儀は全く別の式場で行いたい、というものでした。
また、最近増えてきた、通夜をしない“一日だけのお葬式”を選ぶ理由のひとつとして、集まる親戚が高齢のため、夜出歩くことができないから。とお聞きしたこともあります。 本当に、なるほどです。納得です。
故人さまの生前のおつきあい、見送る方々の状況、考慮しなければならないことは、千差万別、ケースバイケースです。
たくさんのお話を伺って、心のこもったご葬儀を提案させていただくこと、そのためにも、当社では“事前相談”(=生前相談)を行っております。
ご本人の葬儀についてのお話だけではなく、ご葬儀一般に関するマナーや知識などのご質問にも専門スタッフがお応えしますので、どうぞお気軽にご連絡下さい!
http://www.nakaharaya.co.jp/before1.html ← 「生前相談」
「家族葬」・「お別れの会」・「エンディングノート」、高倉健さん主演の映画「あなた」で話題になった「ご散骨」・・・。
葬儀法要に関する様々なスタイルがマスコミでも多く取り上げられる昨今、私どもはそれを丁寧にお伝えすることができているでしょうか?
http://www.anatae.jp/ ← 映画「あなたへ」
当社が企業理念に掲げている「文化の創造」。
「時代とともに変わっていくものと、変わらない想い。 より良い文化を創り、次世代へつなげていく担い手でありたい。」
ちょっと表現がオーバーでしたか?(笑)。
しかし、本当に、心の底から、そうありたいと、日々願っているのです。
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