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宗派による葬儀の違いとマナー

2014年4月23日 16:03

葬儀は宗派によって違いがあります。

例えば焼香のタイミング。お経はわかりませんが、だいたいは「ゴコウシユイシ~」や「ブッセツアミダキョウ~」の後に行いますが、宗派によっては違ったりします。

また、釘打ちの儀がなかったりもします。

この様に宗派によって違いがあったりするので、参列する場合に宗派がわからなくて心配される方もいらっしゃいます。けれども数珠を持参されていれば、行く前に宗派を知らなくてもご心配無用です。その葬儀のやり方に合わせて、数珠が必要なければ出さなければいいのですから。

また、自分の宗派に合わせてお参りする方は少ないですが、焼香の所で焼香をせずにお祈りされる方もいれば、一輪焼香台に置かれて帰られる方もいて様々です。 絶対にこうしないといけないという決まりはないと思います。

それよりも一番のマナーは、「焼香を早くしろ」とか「焼香台を増やせ」と言わないことだと思います。 お寺様によって焼香のタイミングなどいろいろ打合せであるのですから。

しかし数珠の持ち方にはマナーがありまして、右利き左利き関係なく左手に持つのが基本と知っておいていただくといいでしょう。

仏教の葬儀のしきたりについて少しお話ししますと、葬儀では右側が遺族、左側が親族、というように右側が上になることが多いです。 当社では、右大門、左時間札みたいに、右側には色物(濃い色)の果物や御菓子をお供えします。

通常は、国旗など左が上席ですが、葬儀の場合は、故人様の目線(祭壇側)を基本としてますので、当社では何でも右側が上というようにしております。

しかしこれはあくまでも、基本的なことですので、自宅や集会場でおこなった場合は、会葬者の動線を考えて、遺族親族の場所、友人、町会、来賓の方の場所を考えます。

さて最後に、葬儀は宗派により違いがあるとお話ししましたが、弊社はすべての宗教宗派に対応しますのでご安心ください。 葬具類も豊富にあります。 今ある倉庫だけでは足らず、千葉には一軒家を丸ごと借りて、あまり使用しない葬具をしまってあります。川崎ですと倉庫だけでも高額なので。

そこには、創業当時の祭壇の赤龍祭壇、黒龍祭壇もあります。それは組み立ての祭壇ではないので、ものすごい重い祭壇なんです。本当は処分しなければいけないのでしょうが、もし葬儀博物館があれば展示されそうな昔の葬具がたくさんあるのですよ。

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