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通夜・告別式のマナー(弔電について)

2014年8月11日 16:07

通夜や葬儀に参列できない方が、ご遺族に電報でお悔やみの言葉を伝えることを弔電といいます。
局番なし「115」番やD-MAILで申し込みをし、通夜に間に合うように出します。

弔電を受け取ったら通夜時には祭壇に奉奠し、あくる日の葬儀で読み上げます。
よって喪主に葬儀までに読み上げの順番を決めて頂きます。

弔電の字は一昔前はカタカナでしたが、今では漢字なので読み方の確認も大切です。
簡単な字でも確認をしないと、思い込みの大間違いがありますので注意です。
“澤”「さわ」なのか「ざわ」なのか、”幸雄”「ゆきお」なのか「さちお」なのか等々。

昔、私が司会の時、「頂きました弔電の一部を、ご披露いたします」と申し上げましたところ、葬儀後に「お祝いじゃないんだから、披露はないでしょ」と遺族から注意された苦い経験があります。
それからは、「・・・・弔電をご代読申し上げます」と言っています。

おおよそ5通くらいは本文と名前を、残りの10通くらいは名前のみを読み上げます。
その他は時間の関係上割愛させていただきます。

カタカナの時はよく斜め線を箇所箇所に入れて私流に読みやすく区切っていました。
私的には、漢字より、読み方の確認をしなくていいぶん楽でした。

また、弔電の御礼は、香奠やご供花の御礼と合算ですることが多いので、弔電だけ出していただいた方にそれだけでの文面での御礼をすることは少ないです。もちろん弔電だけの御礼文もありますが。
もし、気になるようでしたら、お電話での御礼も良いと思います。

弔電は通常喪主宛てに送りますが、フルネームが分からない場合は、○○家で出すようにします。

当社にもよく、弔電を出すので喪主の名前をフルネームで教えてほしいという電話が入りますが、喪主に確認してから先方へお伝えしています。葬儀後のセールス業者かもしれませんし、個人情報なので。

送り場所は、喪主の自宅、葬儀をする場所が良いですが、葬儀を施行する葬儀社に送ってこられることもあります。自宅に送った場合は、葬儀場まで持参していただきます。

弔電の送り方は、上記にもあるように115番やD-MAILで送りますので、その指示通りに行います。
D-MAILを見られると分かりやすいと思います。

台紙は2500円くらいまでのが多いですかね。プラス文章料です。
造花付やお線香入りは川崎では少ないです。

頂く文面は、決まっている文面が多いです。
もしオリジナルでつくるようでしたら、決まっている文面から文章を変えた方が作りやすいと思います。
弔電独特のかたい表現がありますので。

参考HP
D-MAIL → http://www.ntt-east.co.jp/dmail/

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