実際の葬儀を担当している中原屋 原敏之が綴る、お葬式情報ブログ。
通夜・告別式のマナー(喪主側の喪服と、弔問者の喪服・バッグや小物の色・メイクについて)
2014年8月27日 16:39
前のブログにも書いたとおり、>弔問をする際の正式な服装は、男性の場合は、通夜葬儀と黒の礼服が多いです。黒い靴、黒いネクタイ、白いワイシャツ、黒い靴下です。
女性の場合は、黒のワンピースにジャケット、黒のスーツが多いです。ストッキングも黒です。
喪主側の服装は、男性の正装はモーニングの黒です。しかし社葬や合同葬以外の一般の葬儀でモーニングの方は少なく、略式にはなりますが黒の礼服が一般的です。
黒のスーツの方もいらっしゃいますが、礼服とスーツでは生地の色の濃さが違うので分かります。(もちろん絶対に礼服ということではないので、黒いスーツの方もいらっしゃいます。)
喪主側の女性の正装は和装ですが、着慣れないと気分を悪くされることもあるので強制はしません。しかし女性は、喪主又は喪主の奥様等は今でも和装の方はいらっしゃいます。
黒のワンピースにジャケットでも良いと思いますが、社葬などの大型葬の場合は和装がふさわしいと思います。
通夜も喪服が良いと思いますが、仕事帰り等でダーク系のスーツに黒いネクタイの方もいらっしゃいます。喪服の色が黒ではないということで、たまに黒い腕章をつけてこられる方がいらっしゃいますが、逆に目立ちますので私的には賛成しません。お手伝いの方々には、腕章をつけて、受付、案内等があります。今では、胸にバッチになっていますが。
以上、通夜・告別式の服装についてお話ししましたが、女性の場合はヘアやメイク、持ち物にも気をつけましょう。
派手にせず、地味にしていた方が無難です。髪の長い方は、まとめたりするのも一つだと思います。
ネイルも派手なのは避け、アクセサリーも結婚指輪以外は外した方が良いです。真珠のネックレスは1重だけのものにします。
バッグ等の小物も黒が圧倒的に多いです。
素材としては、バッグは布製が多いです。革製は少なく感じます。当社からのレンタル用のバッグも布製です。靴は革製の黒で良いと思います。
傘は派手な色でなければ黒以外は不可ということではありません。実際に皆様がさしてこられるのを見ますと、透明傘や、紺色、地味な柄物も多くみられます。
当社でお客様に使用している傘は、青白のパラソルのような色合いの傘で、通常の大きさの1.5倍あります。雨の日に濡れないように傘をささせていただくので、その方が使い勝手が良いのです。青白ですと、間違えてもって帰ってしまうお客様もいらっしゃいませんし。
男性の腕時計は、あまり会葬者の時計までは意識して見ていませんが、キンキラ金はやめた方が良いと思います。
香水は、汗臭いよりは、かすかにでしたら良いと思います。つけすぎたりして強く香らないようにしましょう。あくまでも、ご葬儀の場です。他の場所でたくさんつけた方良いでしょうね。
<関連ブログ>
・通夜・告別式のマナー(喪服ついて / 男性用・女性用・こども用)